平成26年3月20日 産業都市委員会

◆委員(井上ノエミ君) 
 本条例のアイデアはおもしろいと思いますが、財源がどのぐらい必要か分かりません。予算の問題がありますので反対です。

◆委員(井上ノエミ君) 
 密集事業の事業延伸について、京島地区ではアクアサポート事業を行いますが、この内容をお伺いいたします。アクアは水ですから水を利用した消火のための事業でしょうか。なぜ、アクアサポート事業は京島地区だけで、北部中央地区では実施しないのでしょうか。

◎都市整備課長(齋藤雄吉君) 
 アクアサポート事業は、災害、震災の際の火災発生時に自宅や職場から避難場所まで安全に避難できるように、水利を利用した仕組みを住民と考えて、初期対応の備えをするものでございます。
 例えば、今年度京島地区におきまして、各町会の代表者とまち歩きを含めた意見交換会を開かせていただきました。その結果、3月末にソーラー式照明灯や救命工具、簡易水道消火装置を収納したベンチを設置いたしました。そして、来年度、防災訓練の際に救命工具や簡易水道消火装置を利用して、更なる対応が必要かどうか、地元のご意見を踏まえて仕組みづくりをしていきたいと思っております。
 また、北部中央地区でございますけれども、従前からこの地域におきましては、一寺言問防災まちづくりが進んでおります。雨水を利用した消火施設でございます「路地尊」を設置した防災まちづくり広場等を整備してまいりました。また、地区住民を代表する組織「一寺言問を防災のまちにする会(一言会)」が、防災学習として「イザ!カエルキャラバン」を開催しております。いずれにしましても、そういった地域の力が必要でございます。この北部中央地区におきましても、防災性の一層の向上に向けて一言会の活動を支援するなど、サポートの趣旨に沿った展開をしていきたいと考えております。